GSX-S750のタイヤ交換 4セット使用して

バイク

新車装着タイヤ ブリヂストン バトラックスS21

新車の乗り始めで慣れてなくても安心して走れて、すぐに自分が少し上手になったと勘違いさせてくれるとても良いタイヤでした。

フィーリングとしては、7000kmまでは特に路面に貼り付くような安心感があり、切り返しも軽く誰でも扱いやすく感じる良いタイヤでGSX-S750 と相性がとても良かったです。

グリップの良さの副作用でマスツーリング時に後続車に小石を巻き上げてしまい、よくボヤかれましたw

ライフは11000kmで前後輪ともに均等に摩耗しスリップサインが出てきました。

フロントはまだ使えそうでしたが、リアが酷道ツーリング中に落石を踏み大きなパンクをしたため交換となりました。

2本目 ダンロップ ロードスマート3S

こちらを選んだ理由は、交通安全啓発をしていた白バイ隊員と話をした時に、『グリップがいいですよ』と教えてもらい白バイへの憧れから試したくなったことです。

前のタイヤのカテゴリーはスポーツタイヤで、今回のタイヤのカテゴリーはツーリングタイヤなので、使用感やライフなどは大きく変わりそうな予感はしていました。

実際使用してみると、雨に濡れた路面や砂利が浮いてる道などは前のタイヤよりは安心して走行できました。

ただコーナーでの倒し込み切り返しはとても重たく、峠道をハイペースで走る時は、前のタイヤほどは軽快には走れませんでした。

総評として様々な環境下でツーリングし距離を多く走る人、のんびり走る人にはお勧めのタイヤです。

白バイの様な重量があるバイクにはよくマッチするのかもしれないです。

使用序盤から自分の求めているものと違うタイヤと感じていましたがツーリングタイヤはライフが長めなので不満が出ると、長い苦行を強いられている感が出てきますw

ライフは前輪14000kmで不自然なセルフステアが出てきて乗りにくくなりスリップサインも出てきたので、交換になりました。
この時後輪は14000km使用でもバリ溝残っていました。(減らな過ぎて怖かった)ピットスタッフはバリ溝やのに本当に交換してもいいんですか?的な反応でした。
十分使用可能でしたがフィーリングが好みでは無かったので後輪も同時に交換しました。

3本目 ミシュラン パイロットパワー2CT

こちらのタイヤを選んだ理由は、前回のツーリングタイヤが自分の乗り方に合わないことを実感したためコスパの良いスポーツタイヤを探していました。そこで会社の同僚が使っていて、グリップもライフも良いと聞いたこのタイヤにしました。

使用感としてはブリヂストンバトラックスS21に近いフィーリングでいて、それなのに価格が安く、当時S21が前後¥50000に対してパイロットパワー2CTは¥35000と価格面で魅力的でした。

設計が古いことが安価な理由と思われますが、ツーリングライダーにとっては必要十分な性能で、『もうこれからも、これで良いんじゃないか』と思わせてくれたタイヤでした。

特にコーナーバンク時の安定感はS21と大差なく感じました。

使用距離が増えて行っても変な癖も出なくてライフ終盤まで良いコンディションで使えて自分の中では高評価で、

『また次もこれで良いんじゃない』と思ったタイヤでした。

ライフは前後均等に減っていき12000kmで前後共にセンター付近にスリップサインが出ました。

サイド部分だけ見るとまだ使えそうでした。

4本目 ピレリ ロッソコルサ

正直またパイロットパワー2CTをおかわりするつもりでしたが、立ち寄った量販店でピレリのロッソコルサがセールされていたので、ハイグリップ寄りのタイヤを試してみることにしました。

選んだ理由の一つに弟がミドルストファイ(トライアンフ ストリートトリプル)にピレリのハイグリップタイヤのスーパーコルサV3を装着していて、グリップは当然の様に高次元でライフもそこそこ保つ事を聞いたので性能的にハイグリップとスポーツの中間に位置するロッソコルサが気になっていました。

タイヤ構造がセンターは耐摩耗性重視とサイドはグリップ重視とタイヤの質が違う様で自分の乗り方だと均等に減らしてライフ長持ちでいけるんじゃないだろうかと思っています。

まだ交換して300km程の走行距離ですが、過去一のバンク角まで車体を寝かせてもまだ余裕があるぐらい、コーナーでの安定感にスポーツタイヤとの大きな差を感じ性能には今時点で十分満足しています。

切り返しの軽さはPP2CTよりも軽く

見た目も赤のコルサマークがお気に入りです。

軽く峠を流した後にタイヤを見てみるとサイド部分の削れ方が激しいのでライフは期待出来ないかもしれません💦

10000km良い感じに保ってくれたらいいなぁ😃

まとめ

まず第一に妻子持ちライダーにとってタイヤに対するコスパはとても重要で
2025年現在のタイヤ価格は3年前と比べて値上がりが大きく、実感としては約3〜4割値上がりしています。

最新の上級モデルのタイヤは間違いなく良いのだろうけど、タイヤを交換するペース約一年で前後交換の度にタイヤ代に10万円近く予算をかけるのは中々厳しいものがあります。
正直タイヤの性能がここ10年で大きく差がある様に感じなく結局は好みとバランスの問題と思っています。

私の乗り方だと大体のタイヤは10000km以上は残溝保ちそうです。その期間をいかに気持ち良く安心して長く走行できるかが最重要なので、以降もこの事に重点を置いてタイヤ選びしていきます。😄

バイクのタイヤに関しての感想や意見は、車種、乗り方、使い方、人、によって様々と思うので
あるツーリングライダーのタイヤ遍歴でタイヤ選びの参考になれば幸いです。

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